お役立ちコラム

中小企業もホームページの採用情報を充実させよう!

では、何を掲載すればいい?

今、多くの業界で人手不足が叫ばれています。
また、景気が上向き、大手企業の採用枠が増えたこともあり、中小企業は、さらに採用が難しくなってきました。
このような状況から、自社ホームページの「採用ページ」や採用情報のみを独立させた自社の「採用サイト」が、中小企業からも注目を浴びています。
私のクライアントの多くは中小零細企業なのですが、ホームページを作る大きな目的が「採用」であるクライアントが増えています。
そこで、今回は、中小企業がホームページで採用するには、どんな採用情報を掲載すればよいかをまとめます。

秀逸な採用サイトを運営する業種は「就職情報企業」「IT企業」「広告代理店」

私もいろいろな採用サイトを見て研究しましたが、やはり、秀逸な採用サイトを運営している業種は次の3つです。
ひとつ目は、マイナビやリクルートなど就職情報サイトを運営する会社。当然、採用のプロの採用サイトだから参考になります。
次に、DNAやサイバーエージェントなどのIT系の企業。こちらは、Webの技術力があることもあり参考になる採用サイトが多いです。
そして、3つ目が、電通などの広告代理店の採用サイトです。彼らは、やはり伝え方がうまいです。これらの採用サイトを見てみると、動画を使ってアピールすることが今のトレンドとなっているようです。

中小企業が採用サイトに掲載すべき項目のまとめ

しかし、このような大手企業の採用サイトは、確かに参考になるのですが、予算もかけているために、中小企業が真似することは難しいのが現状です。
そこで、現実的に中小企業が採用サイト(採用ページ)に掲載するべき項目を10個にまとめてみましたので参考にしてください。

  1. 社長からのメッセージ
    ポイントは、就職希望者に向けたメッセージになっていることです。案外、一般的な会社紹介になってしまうことが多いので注意しましょう。
  2. 会社のビジョン
    人はビジョンについてきます。今後3年〜5年で会社が目指す方向や規模感(売上・店舗数・社員数…)をきちんと伝えたいです。
  3. 一緒に働く仲間の声
    経営者視点だけでなく一緒に働くスタッフ視線のメッセージも採用サイトには必ずあります。役職者・一般のスタッフ・アルバイトなど役職別と本部スタッフや店舗スタッフなど職種(部署)別の人選を意識しましょう。そして、そのスタッフの写真を必ず掲載してください。
  4. 会社の独自情報
    この情報があなたらしい採用サイトを作ります。「うちの会社はこんな会社ですよ」ということを伝える情報です。一般的には、教育やキャリアプラン、事務所や工場などの働く環境、社内行事などのコミュニケーションに関すること、独特の面白い制度、会社の歴史をストーリーで掲載するなどの項目があります。会社によって全く異なるので、ここはよく考える必要があります。
  5. 求める人材像
    社員とアルバイト、役職別、職業別などできるだけ分けて伝えましょう。
  6. 仕事内容
    各部署、各職種などの仕事内容を説明します。実際に働いているスタッフが説明するパターンも多いです。また、ここで、手がけた仕事の事例を紹介することもあります。
  7. よくある質問
    これは、机上で考えるのではなく、実際に採用希望者に聞かれた質問を集めて作りましょう。
  8. アルバイト・社員募集要項
    面接は何回あるかなどの採用までのフローもいれてあげることが多いです。
  9. エントリーフォーム
    大手就職情報サイトを使っている会社は、そちらに飛ばすことがほとんどです。自社でエントリーフォームを作る場合は、中小企業は電話やメールで調整することが多いので、フォームは、応募しやすいように必要最低限を意識したほうがいいでしょう。
  10. 会社概要
    こちらも就職希望者を意識してわかりやすく情報をつたえることがポイントです。

Facebookページの活用について

採用専用のFacebookページを活用する企業も増えています。
採用で参考になるFacebookページは、例えば、電通やマイナビなどがあります。
採用専用のFacebookページに投稿する内容の代表例は次の通りです。
①採用説明会などの告知、②人事部・採用担当者のブログ更新情報、③社内のリクリエーション、④各仕事の説明やエピソード・事例、⑤社員紹介、⑥配属発表などの採用に関するイベントの様子、⑦新人研修など採用に関する研修の様子、⑧メディア掲載情報…など。
採用専門のFacebookページ運用のポイントは、親しみやすくすることです。相手は、これからスタッフになってもらう人。ソフトなタッチで、できるだけ人を前面に出した投稿をすることが多いです。

まとめ

今の状況をみていると、おそらく今後も採用コストが上昇していくでしょう。
自社のホームページの採用情報を充実させて、採用広告を出さずに良い人が採用できれば、それだけでホームページ構築費用の元が取れる場合もあります。
今後も多くの中小企業が本腰を上げてホームページに採用情報を充実させていくことでしょう。あなたの会社も一歩はやくホームページの採用情報のページを見直してみたらいかがでしょう?

 

・本コラムに記載された内容は各専門家の意見であり、東京商工会議所の意見を代表するものではありません。
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執筆者

kasaoka笠岡 はじめ(かさおか はじめ)
株式会社 飲食店繁盛会 代表
http://www.hanjoukai.com/
全国の飲食店の収益改善・メニューリニューアル・ホームページ制作やネット活用の支援などを行なう。自社でもメニューカバーの専門通販サイトを構築・運営して実績をあげている。著書に「繁盛飲食店になる1分間セミナー」(同文館出版)、「飲食店完全バイブル 売れまくるメニューブックの作り方」(日経BP社)など。
2009年ITコーディネーター認定(0087132008C)

参考記事

電通新卒採用
https://www.facebook.com/dentsu.saiyo
株式会社マイナビ 新卒採用
https://www.facebook.com/mynavi.saiyou

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