お役立ちコラム

アクセス解析結果に影響するリファラースパム

怪しい記述はリファラースパムの可能性大

GoogleAnalyticsでWEBサイトのアクセス解析を行っている方、アナリティクスのユーザーサマリーで、以下のような変な言語を目にされた方いらっしゃいませんか?

 

図1-アナリティクスユーザーサマリー

図1-アナリティクスユーザーサマリー

 

赤枠の部分は、言語の欄に明らかに言語の種類ではない記述があります。このような言語ではない記述があった場合、リファラースパムというスパムがあなたのサイトを訪れています。
アクセス解析では、どのサイト(参照元のサイト)のリンクからあなたのサイトへ訪れたかを確認すると思います。この時に、どのようなサイトかを確認するために参照元のサイトを見ることはないでしょうか?リファラースパムは、参照元サイトへのクリックを利用して悪質なサイトへと誘導するものです。
この言語の参照元/メディアを見てみます。

 

図2-アナリティクス言語(リファラースパム)の参照元

図2-アナリティクス言語(リファラースパム)の参照元

 

reddit.comやabc.xyzが、リファラースパムのドメインです。
もし、図1の赤枠のような不自然な記述はなくとも、言語に「not set」の記述やアクセス数が急に増えたと思いの方は、アナリティクスのメニューから
集客→すべてのトラフィック→参照元/メディア
も確認してみてください。

 

図3-アナリティクス参照元/メディア

図3-アナリティクス参照元/メディア

 

赤枠部分の参照元のデータは、他と比べ不自然さを感じませんか?
新規セッション率0%、新規ユーザー0、直帰率0%・・・
通常のアクセスではあり得ないような数字になっており、リファラースパムではないかと推測できます。

 

リファラースパムによってアクセス解析の精度が落ちる

 

リファラースパムによるアクセスが混ざると、アクセス解析の結果に影響が及びます。
図3のように、スパムの平均セッション時間は5分程度と長い場合が多く、アクセス数自体も増えますし、直帰率も0%に近いため、アクセス解析の結果が全体的にアクセスの質が良い方へと変えられてしまいます。特に、アクセスの少ないサイトでは影響が大きく、正確な情報は得られなくなります。では、リファラースパムの影響を排除するにはどうしたらよいのでしょうか。

 

アナリティクスには、フィルタという機能があります。今回紹介したリファラースパムは「言語」で特定できますので、フィルタ機能を使って特定の言語を除外する方法を紹介します。

 

図4-フィルタ設定方法

図4-フィルタ設定方法

 

ビューからフィルタを選択します。
フィルタを追加します。
図4のように、

    1. フィルタの名前を入力します。分かりやすい名前にしておきます。
    2. フィルタの種類で「カスタム」を選択します。
    3. フィルターフィールドで、「言語設定」を選択します。

※.選択肢が沢山ありますが、下のほうに出てきます。

  1. フィルタ パターンに、最初に言語で確認したリファラースパムの記述をコピーします。
  2. 保存を押します。

リファラースパムの言語を上記方法で全て登録すると、アナリティクスのビューからリファラースパムを除外することができます。
※.4で、言語設定ではなく「参照」を選択し、フィルターパターンに参照元サイトのドメインを登録する方法もあります。

特に昨年11月くらいから、リファラースパムは急増しています。怪しい参照元サイトは、クリックしないように注意してください。

執筆者

松永菜穂子松永 菜穂子

株式会社インサイトアイ 代表

http://insight-eye.com

ITコーディネータとして中小企業におけるIT利活用の支援に取り組む。SEとしてIT構築を長く手掛け、IT導入を進める様々なユーザー企業と接してきた経験を糧に基幹業務システム構築からWebサイトの具体的な制作や利活用支援を行っている。

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