お役立ちコラム

準備してますか!?Windows7サポート終了まであと1年半

2009年に発売されたWindows7は、長らくオフィスで使われ続けてきました。
そのWindows7もマイクロソフトによれば、サポート期限は2020年1月14日まで。サポート終了まであと1年半程度となりました。

 

2014年頃にWindowsXPのサポート終了がありましたが、その時も切り替えが大変でした。今回も同様なことが考えられますので、きちんと準備しておく必要があります。

 

年度始まりが4月の会社であれば、来年度中にサポートが切れることになってしまいます。
きちんと予算化し、切り替えの計画を進めていく必要があります。

 

そこで、改めてサポートが終了するということで「何が変わるのか」「どのような対応が必要なのか」について改めて考えてみたいと思います。

サポートが終了となると、具体的になにが起こるのか?

Windows7のサポート期限は2020年1月14日をもって終了します。「サポートが終了したWindowsはどうなるの?」と思う人もいるかもしれないですが、いきなりWindows7が動かなくなるなどといったことはありません。

 

「Windowsのサポート終了」とは、「Windows Update」などで提供されてきた、更新プログラムが提供されなくなることを意味します。Windowsの更新プログラムには、各種の不具合、セキュリティの問題を修正し、より安全に使うための修正が含まれます。その為、終了してしまうと、新たなウイルスなどに対して無防備になってしまい、自社のセキュリティに脆弱性が発生してしまうことになります。

 

セキュリティ面での脆弱性を放置したままで、パソコンを使い続けるのは大変危険です。特に業務目的では、自社の機密情報、お客様の個人情報の漏えいなど、致命的な被害が発生する可能性があります。

 

「サポートが終了したWindowsをそのまま使い続け、それが原因でウイルスに感染し、個人情報などの重要な業務データが流出した」などといった事態を引き起こすと、企業の信用度は著しく損なわれてしまいます。

 

大規模な賠償が発生することになれば、企業の存亡に関わるほどの損失が発生する可能性もあります。

 

パソコンがインターネットにつながっている限り、メールの添付ファイルや、Webブラウザなど、さまざまな経路を通じてウイルスに感染する可能性があります。サポート終了を狙って新たなウイルスが登場する可能性も高いと言えます。

新パソコン購入で解決する?

これまで述べたように、サポート期限の切れた状態でWindows7を使い続けることは、企業や個人に深刻なダメージを与える可能性が高いといえます。これを回避するためには、今後もサポートが続くOSに乗り換えるのが最善の解決策だといえます。サポート終了の時点では、Windows7で使っているマシンはかなり古くなっているだろうから、結局はパソコンの買い換えが楽な場合が多いと思います。

 

とはいっても、新しいパソコンを購入しても、旧パソコンで動いていたソフトや電子メール、ExcelやWordなどのデータ、各種ショートカットやブラウザの設定など、様々なものを移行(引っ越し)する必要があります。

 

これらの部分を事前に調査し、全て新しいパソコンに移行できるかどうか確認していく必要があります。
具体的には、以下のようなことについて調べてみましょう.

 

(1)新しいOSの使い方

現時点での最新のWindowsはWindows10になります。その為、原則としてWindows10に移行することがよいと思われます。
Windows10とWindows7では、多少使い勝手に違いがありますので、使ってみて慣れていきましょう。

 

(2)古いソフト、周辺機器が使えるか

古いソフトや周辺機器が、新しいOSのソフトで使えるかどうか確認する必要があります。
ソフトが古くて使えない時には、新しいOSに対応したバージョンのものを導入する必要があります。その際に、費用がかかるケースが少なくありませんので、注意しましょう。ライセンス数が多いと費用的にもばかにならないことが少なくありません。
周辺機器が古くて使えない時も、新しいOSに対応したものを導入する必要があります。場合によっては、新しい機器を購入する必要が出てくる可能性もありますので、こちらも要注意です。

 

(3)古いパソコンからデータを移し替える方法

ExcelやWord、メール等のデータを移し替える必要があります。もともと共有ディスク等を使っていれば、作業は多くないかと思われますが、各個人のパソコンにデータがある場合は、作業時間がかかる場合があります。その場合、計画を立てて、作業時間を確保し進めていきましょう。

 

上記の(1)(2)(3)が代表的な作業かと思いますが、それ以外にも対応すべきことがあるかもしれません。
これらについては、実際に導入計画・作業を進めながら、少しずつ解決していくことになると思います。

 

Officeソフトについて

ここまではWindows7というOSについて説明してきましたが、Officeソフトについてもサポート期限があります。

 

Windows7とほぼ同時期に発売になったOffice2010は2020年10月13日が保守終了日となっております。

 

半年程度Windows7より遅めの保守終了ですが、同じタイミングで移行を行ったほうが効率的ですので、Office2010についても移行することをお勧めします。

最後に

パソコンやソフトは、スマホなどIT機器は年々進化していきます。
コンピューターウィルスやネットからの攻撃手法も年々巧妙になってきています。

 

このような中、定期的なOS、機器の更新は避けられないことと言えます。

 

事前に情報を収集し、ベストなタイミングでパソコンやOSを更新していくようにしましょう。

 

執筆者

廣木 秀之

廣木 秀之(ひろき ひでゆき)

有限会社LTシステム 代表

http://www.ltsystem.net/

IT企業にてシステムの企画・構築・設計などを実施後、ITコンサルタントとして独立。コンサルティングにおいては300社以上の支援実績を持つ。東京の東部地域を中心に中小零細企業のIT支援を実施。国や地方自治体などの施策を活用し、それぞれの企業にあった指導を行う。

参考記事

・独立行政法人情報処理推進機構「2020年1月にWindows 7、Windows Server 2008の延長サポートが終了」

https://www.ipa.go.jp/security/anshin/mgdayori20180122.html

・Microsoft「ご存知ですか?OS にはサポート期限があります!」

https://www.microsoft.com/ja-jp/atlife/article/windows10-portal/eos.aspx

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