お役立ちコラム

Googleコアアルゴリズムアップデートで順位が落ちたページの共通点と改善点

2018年8月1日にGoogleは「コアアルゴリズムアップデート」を行いました。このアップデートは、2013年に行われたペンギンアップデート以来の順位変動を引き起こしたと言われています。
今回のアップデートでは、医療・健康関連のサイトが最も影響を受けたということでしたが、下記の図1を見る限り、決して医療・健康関連のサイトだけではなく、全ての業界のサイトに順位変動が起きたと言えます。
そして、SEOに関する実験やデータ分析などを公開するSEOラボによると9月8日から14日にかけてや、9月28日頃(図2)にも、8月1日に行われたアップデート以来の大規模な変動が起こっています。
実際に私が運営していた旅行に関するブログは今回のアップデートの影響を受けてしまい、現在改善をしているところです。

 

(図1)https://moz.com/blog/googles-august-1st-core-update-week-1

 

(図2)https://seolaboratory.jp/93748/

 

今まで検索の結果1位だったサイトが2ページ目以降に、また圏外へ順位が落ちたサイトもあれば、その反対に今まで圏外だったサイトが、1ページ目に表示されるなど順位を上げたサイトもあります。

 

では順位が落ちたサイトとはどのようなものだったのでしょうか?

 

それは「検索キーワードとの関連性が低いコンテンツを掲載したサイト」です。これは、2018年3月・4月のGoogleアルゴリズムアップデートで上位表示法則の変化に伴った動きとなっております。

 

当初Googleは、この表示法則の変化について、認めていませんでしたが、その後、一転してSEOニュースサイトの報道を認めて、3月・4月に行われた今回のアルゴリズムアップデートに対して、「検索順位が落ちたサイトのサイト管理者ができることはない」と発言していました(2018年3月12日)。
その後、Googleのジョン・ミューラー氏は「3月7日のアルゴリズムアップデートは品質が低いサイトをターゲットにしたものではなく、むしろコンテンツと検索キーワードとの関連性をターゲットにしたものだ」と発言しました。

 

つまり、検索ユーザーが検索したキーワードと作ったページのコンテンツに、

①関連性が高いと検索順位が高くなり
②関連性が低いと検索順位が低くなる

ということであり、自社のページの検索順位を高めるには検索ユーザーが検索したキーワードと関連性が高いページを作らなければならないということを意味します。

 

それでは順位が落ちたサイトの共通点はどのようなものだったのでしょうか?
その共通点と改善方法を見ていきたいと思います。

1.競合のページより文字数を増やすために文字数をむやみに増やしたページ
単に文字数を増やすだけでは当然検索ユーザーが求めていないコンテンツになってしまい、検索順位は上がらなくなります。順位が落ちたページを確認して、そうしたことをしている部分があるようならば、それらを削除します。
ただし、削除するだけでは順位が回復しないことが多いので、同時に関連性の高い文章を増やす必要があります。

 

2.文字数が多い、縦長のトップページ
特に今回のアップデートで順位が落ちたのが、整体院や治療院などのページです。この業種でよく見られるトップページの構成は縦長のページです。縦長のセールスレター型ページは上位表示できなくなりました。
さらに言えば、文字数が3000~4000文字以上あり、その内容が検索ユーザーの意図を無視した情報発信になっているページは改善する必要があります。例えば「整体院 新宿」「治療院 池袋」などのキーワードで検索してくるユーザーが見たい内容は、院の全体的な説明を薄く広く見たいという意図が考えられますので、改善する必要があります。

 

3.商品・サービスのことではなく、提供者のことばかりを書いているようなページ
複数の人が関わっているコンサルタント業、病院、クリックニック、整体院、治療院、エステ、マッサージなどを経営していて、商品・サービスのことではなく、提供者の説明がメインになっているようであれば、その情報を大幅に減らす必要があります。
しかし、その一方で弁護士、司法書士、行政書士などの士業の業界は、商品・サービス提供者であるその人のことをたくさん書いているところでも問題ありません。理由としては。検索ユーザーの意図がその人のことを知りたい、実績や人柄を知りたいという思いが強いからではないかと思われるからです。

 

4.知識ページを探しているのに、ユーザーの意図に反して、ページ内に商品・サービスの宣伝部分が多いページ
「検索ユーザーの意図が知識に関する記事(椎間板ヘルニアという症状について知りたい)」という場合には、知識を無料で提供する解説ページにしなくては上位表示できなくなりました。そのようなページになっている場合には改善する必要があります。
例えば、トップページで前半は椎間板ヘルニアの解説をしていますが、後半は自分の院のセールスの情報のような場合です。

 

5.本文は検索キーワードに対する答えになっているが、サイドメニューなどのページ内リンクのリンク先が検索キーワードとは関連性が低いページ
検索ユーザーだけでなく、Googleも本文だけでなく、サイドメニューやヘッダー、フッターメニューも見ています。本文だけでなく、そうしたところも関連性の高いページへのリンクが多くないと検索ユーザーが見たいページではないと判断され順位が上がらなくなってしまいます。
極力、サイドメニューやヘッダー、フッターも関連性の低いページへのリンクは最低限におさえるようにし、関連性の高いページへのリンクが目立つようにページのデザインを変更することも検討してください。

 

6.2つ以上の検索意図を満たそうとしているページ
検索ユーザーが「弁護士」で検索した場合、

・「弁護士事務所の案内が見たい」
・「弁護士の意味が知りたい」
・「弁護士に無料相談したい」
・「弁護士に依頼した場合の費用が知りたい」
・「弁護士の資格が取りたいので参考情報が見たい」

と色々な検索意図があると考えられます。しかしこれらすべてのことを満たそうとし、コンテンツを作っても、中途半端な状態になってしまい、検索意図を持っているユーザーにとっても満足のいかないコンテンツになってしまいます。その結果、直帰率が高まる結果となり、Googleからの評価が下がることにつながるので、そのようなページになっている場合は改善の検討をしてみてください。

 

7.流動コンテンツが多いページ
順位が落ちやすいページとは、見に来る日によって文章やリンク先が流動的なページです。ページ内のすべての文章やリンク先を固定するのは無理でも、流動的な部分はページ全体の20%以下におさえた方が上位表示しやすくなる傾向にあります。流動的になりやすいコンテンツとしては、①サイトの新着情報、②ニュース記事へのリンク、③新着商品へのリンク、④最新のブログ記事へのリンク、⑤最新レビュー(お客様の声)などです。

 

8.被リンクの力に依存してきたページ
被リンクは重要だが、被リンクだけで上位表示できる時代は終わっています。
特に以下のような不正なリンクに頼ってきたサイトの順位が落とされましたので改善する必要があります。
①お金を払ってリンクを張ってもらうこと
②他人のふりをしてたくさんのサイトを作りそこからリンクを張ること

以上、8つのポイントに該当するページがあるかご確認頂き、皆様のサイトが少しでも順位が回復する、あるいは順位が上昇する参考になればと思います。

執筆者

森屋将光森屋 将光

入社後約20年にわたり、流通、金融、医薬、通販分野とプログラマー、システムエンジニアとして開発に従事する現役のシステムエンジニア。大小様々な20社以上プロジェクトリーダー、サブリーダーを経験。現在の仕事とは別に自分で貢献できるものは何かを考え、「IT・WEBで悩める人を救いたい」とのビジョンのもと活動。その際、個人事業主方を中心にホームページ関する悩みを聞く機会に恵まれ、自らブログを運営・経験し、そこで得た知見をもとブログの書き方及びSEO対策などを中心に指導を行っている。

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