お役立ちコラム

キャッシュレス決済で利便性向上と業務効率化

最近、テレビCMでもスマートフォンアプリを利用したキャッシュレス決済サービスをよく見るようになりましたが、皆さんは利用されたことはあるでしょうか?

小売店や飲食店などで導入している事業者が増えていますが、まだ様子を見て導入を行なっていないという店舗も多いのではないでしょうか?2020年の東京オリンピック、2025年の大阪万博など今後、訪日外国人の増加もますます期待できます。インバウンドの集客にキャッシュレス決済は必須の対応となりますので、いずれ導入を検討しなければならない事業者も多いのではないでしょうか?

しかし、導入しようと思っていてもよくわからないから、もしくは現金決済だけで大丈夫だ、と考えている事業者に、キャッシュレス決済はどんなものか、導入するメリット・デメリットなどについて解説します。

キャッシュレス決済とは?

そもそもキャッシュレス決済とはどんなものなのでしょうか?キャッシュレス決済とはその名の通り、紙幣や硬貨などの現金を使用しないで決済(支払い)する方法のことです。クレジットカードや電子マネー、デビットカードなどが代表的な決済方法です。最近ではスマートフォンアプリを利用した決済サービスも徐々に浸透してきており、利用者増加が見込まれる決済方法の一つになってきています。

キャッシュレス決済の現状

実際に日本ではどのくらいの人がキャッシュレス決済を利用しているのでしょうか?少し前のデータになりますが、2015年の時点で消費比率に占めるキャッシュレス決済の割合は18.3%と諸外国に比べ非常に利用率が低いです。ある調査機関のデータでも2018年時点で約30%とまだまだ低い状況です。
こういった現状を踏まえ、日本政府は、2027年度までに2015年時点の約2倍の40%まで利用率を上げる目標を2017年6月「未来投資戦略2017」で発表しています。

キャッシュレス決済学の比率

キャッシュレス決済の種類

キャッシュレス決済にはどのような方式があるのでしょうか? 大きく分けて3つの方式があり、購入代金を支払うタイミングで変わってきます。

  • プリペイド方式:先払いの支払い方法で事前入金(チャージ)した範囲内で支払いが可能、電子マネーが代表的です。
  • リアルタイムペイ方式:決済と同時に支払いが完了する決済方法でデビットカードなどが代表的です。
  • ポストペイ方式:1か月の利用金額を後日まとめて支払う後払い方式で、クレジットカードが代表的です。

キャッシュレス決済導入のメリットとデメリット

それでは事業者としてキャッシュレス決済を導入することによるメリットやデメリットについていくつか挙げてみます。

<メリット>

  • 現金を管理する業務の負担が軽減されます。例えば、レジの現金残高確認、レジ締め業務、釣り銭準備、売上入金などの時間短縮が可能です。
  • 会計作業の効率化が図れます。現金を扱わなくなることにより、レジでの会計作業の時間短縮が可能です。また釣り銭の間違いなどの人為的ミスも防ぐことができます。
  • 利便性向上により、訪日外国人などの新しい客層の取り込みと客単価のアップが期待できます。

<デメリット>

  • 機器の導入費用など初期費用がかかる。最近では機器を無料配布しているサービスもあります。
  • 決済時や入金時の手数料が発生します。やはり利益率の低い商品を多く扱っている事業者には負担が大きいです。
  • 入金サイクルが遅く、決済後一定期間を置かないと現金化されないサービスが多いです。最近は翌営業日などに振込みを行うサービスも出てきています。

下図の「キャッシュレス決済を導入しない理由」にも上記のデメリットが挙げられています。

キャッシュレス決済を導入しない理由

まとめ

キャッシュレス決済は、今後急速に普及していくことが予測できます。また新しいサービスもどんどん増えていき、さらにユーザーの利便性も向上していくことでしょう。

「よくわからない」「現金決済だけでも十分」「費用がかかる」などの理由で導入を見送っている事業者の方も、すでに機会損失をしている可能性もありますし、従業員の負担を軽減することができるかもしれません。

今まで必要なかったからこれからも必要ないということではなく、キャッシュレス決済を導入したらどうかわるのかを一度検討されてみてはいかがでしょうか?

このコラムが、事業者の皆さまキャッシュレス決済導入、業務改善などの参考となれば幸いです。