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ホームページが口コミの受け皿になり新規客増、さらに、店外売上も大幅アップした飲食店の事例

埼玉県 自家製二八そばと名古屋めし 愛知家

埼玉県南浦和駅と北戸田駅の中間、どちらの駅からも車で10分ほど。そんな郊外立地で蕎麦職人のご主人と奥様である明るい女将さん夫婦が経営している人気の蕎麦屋。それが『自家製二八そばと名古屋めし 愛知家(あいちや)』だ。このお店の仕出し弁当が、今、とんでもないことになっている。

 

自家製二八そばと名古屋めし 愛知家

 

ホームページリニューアルした結果、新規客の7割がホームページを事前に見て来るようになる

もともと女将の坪内さんは、ブログシステムをホームページ代わりとし、定期的にブログを書いていた。2013年に坪内さんからの依頼で、売上アップのためのサポートの一貫として、私たちがホームページのリニューアルをした。

ホームページをリニューアルした理由は、大きく2つ。ビフォーのブログのホームページでは、せっかくの素晴らしいお店の魅力がまったく伝わらないこと。もう一つは、宴会や出前の売上を伸ばすことだった。まずはビフォーのホームページを紹介。

 

ホームページ Before
ホームページ Before

 

これを次のようなホームページにリニューアルした。2013年7月1日のことだ。

(愛知家公式サイト → http://www.aichiya.in/

 

ホームページ after
ホームページ after

 

ホームページをリニューアルしてから、女将さんは、ブログをホームページ内に引っ越して週に3回ほど継続して書くようになった。ホームページのコンテンツを増やすことも考慮してのことだ。そして、ホームページ内に書いたブログは、お店のFacebookページに必ず投稿して広めている。

 

また、店の頑張りで食べログの戸田・蕨地域でそば屋ランキング1位〜3位くらいの上位に食い込んできた。それにより、食べログを見てホームページで最終確認して来店という流れが完全にできた。

 

宴会の予約や出前、お店に来る新規のお客様に女将さんが、「どうやってお店を知りましたか?」と尋ねると、7割が「ホームページを見て」と言ってくれた。口コミの受け皿として最後のひと押しになっているのだ。

50品目の仕出し弁当が起爆剤になりさらに売上アップ

2015年の初夏のことだ。さらなる売上アップのために、仕出し弁当を売り出そうと考えた。もともと愛知家では、ランチで30品目の食材がとれる定食ということで人気があった。その強みを活かして、製薬会社をターゲットに30品目ではなく50品目のお弁当を開発することにした。女将自らお客様のためにハードルを上げたのだ。本当に大変だったと思うが、数ヶ月後にとても良いものが完成した。

 

それから50品目のお弁当を売るために、紙のパンフレットとホームページに専用ページを作成した。お弁当のページはランディングページ形式の作りになっている。

 

お弁当専用ページ

 

最初は、女将さん自らお客様の製薬会社の方などを通じて、パンフレットを渡して営業していった。すると、当初考えていた月間売上目標が、販売開始後たったの2週間で達成したのだ。そして、今は、その当初の目標のなんと500%を達成している。

 

この驚異的な伸びを分析してみると、『紙のツールで営業→満足して口コミ→口コミを聴いた人がホームページで確認→電話で注文』という流れとなっている。いきなり検索してホームページからお弁当を注文する人はそんなに多くない。しかし、口コミを聴いた人の最後のひと押しとなっているのは間違いない。

 

今では、この50品目のお弁当は、女将の坪内さんが休む暇ないほど注文をいただいている。製薬会社だけではなく、法事や普段使いも含め、幅広いお客様から支持を受けている。そして、この50品目のお弁当は、全体の売上の15%〜20%を占めるほどに成長した。しかも、通常の出前とは別の店外売上だ。2013年に私たちのところに来てから比べると店全体の売上も約150%と伸びている。

 

最後に、今回話した結果のために、もちろんホームページ以外の施策もしているし、お店も多大な努力をしている。したがって、ホームページだけで効果が出たのではなく、あくまでも複合技であることは付け加えておく。